脱水症状とは、体内の水分・電解質が不足している状態をいいます。
私たちの体は水と電解質のバランスを保って維持されているため
脱水症にならないためには、水だけではなく、電解質も同時に
摂取する必要があります。
★特に注意が必要な方★
小さいお子さんや高齢者は、脱水症状になりやすいので、周りにいる方が
注意してみていましょう。
小さいお子さんの場合、代謝が活発なこと、水分量を調節する機能が未発達な
ことから脱水を引き起こしやすいです。
高齢者の場合、口が渇いていても口渇感が出にくいこと、トイレの回数を気にして
水分補給を控えることなどから脱水症状を引き起こしやすいです。
★簡単なチェック方法★
◎爪を押した後、爪の色が白からピンクに戻るまで3秒以上かかる。
◎ハンカチーフサイン・・・手の甲をつまんで脱水症状を確認する方法。
正常な状態ならすぐに戻りますが、脱水を起こしていると、ハンカチを
つまみ上げて離したようにしばらく戻りません。
★脱水症の予防法★
1.温度・湿度の調節・・・エアコンや扇風機を上手に使い、適度な
温度・湿度を保ちましょう。
我慢をしてエアコンを止めるなど無理な節電は
しないようにしましょう。
2.衣服の調節・・・風通しの良い涼しい服装で、日傘や帽子などを使って
日よけ対策もしましょう。
3.水分補給・・・のどが渇く前からこまめに水分補給することを
心がけましょう。